合言葉は「Ctrl+」! ライティングスピードを倍速に上げるショートカットキー特集

合言葉は「Ctrl+」! ライティングスピードを倍速に上げるショートカットキー特集

 日々迫りくる締め切りに追われながら記事の執筆をこなすライターにとって、作業効率の悪さやライティングの遅さは死活問題になりかねない。特にライティングスピードの向上は、多くのライターが抱える課題といえる。そこで今回はライティング上級者でも役に立つ、ライティングのスピードを倍速に上げてくれる「Ctrl」を使った便利なショートカットキーを紹介しよう。

 ライティング初心者の中には“コピー”や“貼り付け”と聞くと、マウスの右クリックを使って作業をする人も多いだろう。しかし「Ctrl」を使うことで作業がより簡単になり、ライティングスピードも格段にアップすること間違いなしだ。

 「Ctrl」を使った基本的なショートカットキーはたったの5つ。コピーしたい文字を選択した状態で「Ctrl+C」を押すと簡単にコピーすることができ、「Ctrl+V」を押すことでコピーした文字の貼り付けができる(ちなみに、文字の書式を反映せずに貼り付けたい場合には「Ctrl+Shift+V」を押すだけ)。さらに「Ctrl+X」を押すことで、選択した部分を切り取ることができる。

 また「Ctrl+A」を押すことでページ全体の文字全てを選択することができ、文頭から文末までマウスをドラッグする手間が省けてしまう。さらに「Ctrl+Z」を押すことで、間違えて消した文章を元の状態に戻すことも可能。この簡単な5つのショートカットキーを覚えておくだけで、普段のライティング作業をより効率的にこなせすことができるだろう。

 他にも選択した文字を太くしたい場合には「Ctrl+B」を、文字の下に線を引く場合には「Ctrl+U」を、文字を斜めにしたい場合は「Ctrl+I」といったショートカットキーが使える。ちなみに文章内のキーワード検索に便利なショートカットキーが「Ctrl+F」。出てきた検索ウィンドウにキーワードを入力することで、文章中で一致する単語が注目表示されるため特定の単語を検索したい時に便利。

 ブラウザ上でもショートカットキーは大いに役に立つ強い味方だ。「Ctrl+T」を押すことで新しいタブを開くことができるので、同時に多くのサイトから情報収集が必要な場合に活用できる。また閉じたタブが再び必要になった時は、「Ctrl+Shift+T」で復活するため履歴の中から探すよりも断然効率的。

 ショートカットキーを使いこなす秘訣は、とにかく使い続けること。全てのショートカットキーを使う必要はないが、特に“コピー”や“貼り付け”といった頻繁に行う作業だけでもマウスの操作からショートカットキーに置き換えるだけで、ライティングスピードが上がるなら覚えていて損はないだろう。

似て非なるもの! 紙系編集プロダクションとWEB系編集プロダクションの大きな違いとは

似て非なるもの! 紙系編集プロダクションとWEB系編集プロダクションの大きな違いとは

 “出版不況”が声高に叫ばれる昨今。今年1月に出版科学研究所が発表した2016年の出版市場の統計によると、出版物の推定販売額は前年同期比3.4%減で12年連続のマイナスと判明。また書籍はベストセラーが相次ぐも10年連続のマイナスとなり、雑誌にいたっては単行本の不振により19年連続のマイナスとなるなど、出版業界の厳しい現状を突きつける結果に…。

 多くの出版社が雑誌の休刊や大規模な組織改編などの対応を行う中、WEB媒体への事業拡大は業界の誰もが実感しているほど。また編集プロダクションも例外ではなく、雑誌編集から自社メディアの運営などデジタル化の波は着実に迫ってきている。しかし、紙系の編集プロダクションとWEB系の編集プロダクションでは何が違うのかと疑問に思う人も多いだろう。そこで今回は、両媒体の違いを分かりやすく4つ紹介しよう。

 まず第一に上げられる紙媒体とWEB媒体の違いに、情報の“速報性”がある。紙媒体でも速報性を追求しようと思えば不可能ではないが、原稿の執筆に校了作業、さらに印刷・発行と1冊の雑誌ができるまでに多くのステップを踏む必要があり、費用も時間もかかってしまう。

 その点WEB媒体なら、パソコンやスマートフォンを使っていつでも・どこでも記事をアップすることができ、最新の情報をリアルタイムで世界中に発信できる。

 また掲載できる“情報量”も紙媒体とWEB媒体の大きな違いだ。特に紙媒体では事前に指定された紙面の中に、文字や写真といった必要な情報を如何にバランスよく配置するか厳密に定められている場合がほとんど。また文字数制限の指定も細かく、例えば「キャッチコピーは15文字。誤差は1文字以内」や「本文は300文字で、文字の誤差は5文字以内」などかなり厳しい。

 紙媒体が厳密な指定を設ける一方で、WEB媒体では細かな情報制限はされない場合が多く、文字数も「1,000文字以内」などザックリとした制限があるだけ。物理的な制限がある紙面と違い、WEBは画面上で全ての作業を行うため情報を多くしようと思えば文字数を増やしたり、写真を加えたりといった作業が簡単にでき自由度は高い。

 また“加筆や修正が簡単に行える”という点でも、WEB媒体が紙媒体と比べ大きく異なる点といえる。書籍や雑誌といった紙媒体の場合、1度印刷してしまえば修正は不可能。そのため内容にミスがあった場合、販売した書籍の回収や次号の雑誌でお詫びの文を掲載するといった対応が必要となり経費も発生する。

 しかしWEB媒体の場合、常に最新の情報を自由に追記することができるので、コンテンツを最新の状態に保てるという点こそWEB媒体の最大の特徴と言えるだろう。

 さらに雑誌やWEBサイトの運営に関わる“集客”は最も重要視され、紙媒体とWEB媒体ではそれぞれの集客方法に合わせたタイトルや記事が求められる。まず読者に購入してもらう必要がある紙媒体では、読者を惹きつけるために記事のタイトルにはよりドラマチック性を求められ、本文も後半を盛り上げる構成で書かれる場合が多い。

 その反面PVを稼ぐ必要があるWEB媒体では、“SEO(検索エンジン最適化)”を重要視するためベタなタイトルのものが多く、内容も冒頭で読者を惹きつける構成で書かれる場合がほとんどだ。

自社メディア運営前に必ず知っておきたい、「SEO」と「コンテンツマーケティング」の違い

自社メディア運営前に必ず知っておきたい、「SEO」と「コンテンツマーケティング」の違い

 最近よく耳にするようになった“Webマーケティング”。中でも「SEO(または、検索エンジン最適化)」や「コンテンツマーケティング」は、Webマーケティングにおける基本的な集客方法として話題に上る手法だ。この2つの方法はWebマーケティングという大きな観点から見れば同じ括りとされるため、それぞれの考え方がごちゃまぜになっている人も多いだろう。

 しかし2つのマーケティング方法には明確な目的の違いがあり、自社メディアの運営を行う上でこれらの違いを理解していないことは言語道断。そこで今回は、「SEO」と「コンテンツマーケティング」の違いについて解説していきたい。

 まず「SEO」とは、検索結果に自社メディアのサイトをより多く露出させるために行う対策のことを指し、「SEO」を通じてあらゆる側面からサイトの改善を図りビジネスの成長を促進させることが可能。そのためアクセス数やPV数の獲得、検索キーワードの上位表示を目的としており、また特徴として一般的な広告と違い集客に費用が掛からないことが挙げられる。

 また「SEO」施策のさらなる強化を目的にした、「コンテンツSEO」と呼ばれる手法を使用することも。具体的には、サイト内の情報量を増やしコンテンツを充実させることで、検索エンジンからの集客を増やす方法を主に用いる。

 続いて「コンテンツマーケティング」とは、ユーザーの集客を主な目的とした「SEO」と違いユーザーの顧客化を主な目的に掲げ、自社メディアを通じて収益を上げることに重きを置く。「コンテンツマーケティング」の流れを簡単に説明すると、検索エンジンから自社メディアの存在を認知したユーザー(潜在顧客)がサイトに興味や関心を持ち(見込顧客)、新規顧客としてサイト上で販売する商品を購入することでお互いの信頼関係を築き、最終的に常連顧客として継続して自社メディアを利用してもらう、といった流れになる。

 潜在顧客へのアプローチに関しては、PV数の獲得やサイトの上位表示を目的とする「SEO」が強みを発揮する一方で、それ以降のユーザーの顧客化や収益につながる顧客の行動促進という点では「コンテンツマーケティング」が強い。両者の手法を効果的に行ったとしても、良質なコンテンツを生み出さない限りユーザーの顧客化は望めない。Webマーケティング対策と同時に、コンテンツの質向上も合わせて取り組んでいきたいところだ。

Twitter、Facebook、記事… 読まれやすい文字数は何文字?

Twitter、Facebook、記事… 読まれやすい文字数は何文字?

 Twitter、Facebook、ブログなど、ふだんの自分を投稿できる時代。しかし、時間を割いて一生懸命書いてもまるで読まれなかったり、その労力に相応しくない反応がしばしばだったりする。果たして、読まれる投稿と読まれない投稿で、一体何が違うだろう。

 単純に文章が良くないのか、魅力的な言葉が入っていないのか、それとも…。

 投稿が読まれるか読まれないかは、もしかしたら、文字数が大きな鍵を握るのかもしれない。例えば、Twitterの文字数制限が140文字であるのに対し、読まれやすい文字数は100文字程度だという。つまり、きっちり埋めてもダメだし、短文すぎてもダメということだ。

 Twitter以上に、文字数の差による反応が面白いのがFacebookである。Facebookの投稿できる文字数は理論上無限らしいが、ある調べによると6万字程度らしい。研究論文でもない限りそこまで書くことはないだろうが、文字数をたっぷり埋めて投稿すること自体は可能。しかし、Facebookで読まれやすい文字数はなんと40文字。この文字数に収まると、86%も高い反応があるそうだ。投稿できる文字数とのギャップたるや…。

 では、記事やブログの場合はどうか。

 調べてみると、どうやら人は500文字以下だと短く感じ、3500文字を超えると読み応えを感じるようだ。2000文字程度だと、読むのに5分かかるようで、ちょっとした休憩には最適な文字数と言えよう。しかし、5分間真剣に何かを読むのが苦手な人も多く存在する。そうなると、3分~4分で読める1200文字~1600文字あたりに収めると、読むのが好きな人も苦手な人も程好く感じるのではないだろうか。

 とは言え、やはり大事なのは文章の中身。面白い文章なら文字数など気にせずに読め、逆に面白くなければたとえ短くても読むのを止めてしまう。

 読みやすくするために、テーマを1つに絞り、無駄は省き、伝えるべきことを伝える。これに尽きる。

縦書きと横書き 変化の歴史

縦書きと横書き 変化の歴史

 現代日本においては、縦書き横書き両方が用いられる。全体的な割合としては、古来縦書きが主流だったことの名残から縦書きが多い。

 縦書き(縦組み)は、日本語本来の記法である伝統と自負と共に、書道作品のほとんど、国語の教科書、文芸(小説、詩歌、戯曲など)、新聞などで用いられる。社会科学系の書物も、数理経済学、会計学の専門書を除くと、自然科学関連の書籍でも数式などを用いない啓蒙書では縦書きが依然として多い。

 横書き(横組み)は、外国語、数学、科学、音楽になどに関する専門書。つまり、横書きの言語、数式、楽譜を含むような文書のほとんどで使われる。映画・ゲーム情報誌なども、横長の画面写真を扱うレイアウトの性質上、横書きが主流。コンピュータの出力もほとんど横書きである。教科書では、国語に属する分野以外はほぼ横書きが用いられる。社会科が縦書きだった時期も昭和60年代まであったが、その後は横書きへと変わった。

 元来、日本語は漢文にならい、文字を上から下へ、行を右から左へと進めて表記している。また漢字と仮名の筆順も縦書きを前提とし、横書き不能な書体すらも存在する。一方、横書きとは文章を横方向に進めるもの。

 横書きには左横書き(左から右へ文字を進める方法)と右横書き(右から左に文字を進める方法)がある。ただし、寺社の門や道場などで見られる扁額(へんがく)は一見すると右横書きに見える記法が行われてきたが、これらは「1行1文字の縦書き」。つまり、縦書きの規範で書かれたものである。

 日本においては江戸時代に蘭学の流行などの影響を受け、洋書を真似た横書き法が発生。1788年に大槻玄沢が刊行した『蘭学階梯』が初めて幕府公認のもとオランダ語の文字(ラテン文字)を紹介したことを機に、民衆の間に横書き文字の存在が広まった。次に横書きが用いられたのは外国語の辞書。しかし、最初の日本語の外国語辞書は、外国語が左横書き、日本語が縦書きで、本を回転しないと読めなかった。

 太平洋戦争前、一般大衆を主な対象とする新聞や広告などでは、1行1文字の縦書きを横読みさせる記法が優勢であった。しかし、1940年頃から左横書きへの動きが見られるようになり、国語審議会で左横書きを本則とする旨の答申を出すに至った。ただ反対論も強く、答申の同部分は閣議提案されなかった。

 戦後、GHQ/SCAPによるローマ字採用勧告や漢字の廃止運動などの社会運動が活発化。西欧の記法にならう左横書きが革新的、「1行1文字の縦書き」は保守的というイメージが決定的なものとなり、「1行1文字の縦書き」は衰退し始めた。

 しかし、今でも自動車など前後の概念を持つ対象に文字を書く場合、走行中の読み取りを考慮した結果、右側面に右横書きが用いられることがある。さらに、右横書きが隆盛であった時期は特定できるため、映画や漫画などで時代を指し示す懐古調演出として旧い字体・かなづかいと共に右横書きが用いられる。

 また、蕎麦屋の「蕎麦処」「生蕎麦」等の暖簾文字などに見られるように、「老舗」「伝統」「格式」を演出したいがための右横書きも健在。ただし、これは先述の通り、扁額などの流れを汲んだ古来よりの「1行1文字の縦書き」に属するものである。

 時代によって変わってきた書き方がこの先どのように変化するのか、非常に興味深い。