圧倒的画力が描き出す「情欲の深遠」! 長らく絶版だった幻の傑作選『陰獣トリステサ 池上遼一幻想作品集』が電子書籍化

圧倒的画力が描き出す「情欲の深遠」! 長らく絶版だった幻の傑作選『陰獣トリステサ 池上遼一幻想作品集』が電子書籍化

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陰獣トリステサ

長編劇画で知られる漫画家・池上遼一さんの著書『陰獣トリステサ 池上遼一幻想作品集』が、2019年3月29日(金)から電子書籍として配信されています。

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『クリスタル・アイ』より

『男組』『サンクチュアリ』『BEGIN』など、有名原作者とタッグを組んだ長編劇画で知られる池上さん。オリジナル中心の短編集では、圧倒的な画力と卓越した想像力の神髄を味わうことができます。『陰獣トリステサ 池上遼一幻想作品集』は、「女性の内側に潜む、情欲の深遠」がテーマの短編を集めたもの。長らく絶版となっていた幻の傑作選が、電子書籍として復刊することになりました。

表題作『陰獣トリステサ』は、伝奇ロマン作家・橘外男さんの問題作を池上さんが大胆に劇画化。ほの暗い雰囲気が魅力的な、同作のあらすじをご紹介します。

<あらすじ>
中年の銀行頭取である「私」は、若くして夫を亡くした美貌の伯爵夫人ドローレスと結婚した。ドローレスにとっては財産だけが目当ての結婚で、寝室も「私」とは別だった。ある日、ドローレスは品評会で一匹の醜い小犬を買ってくる。「悲哀」(トリステサ)と名付けた犬をドレーレスは溺愛し、夜な夜な彼女の寝室からは、とろけるような嬌声が聞こえてくるのだった─。

他にも不思議な硝子玉を拾った女子高生を悪夢が襲う『クリスタル・アイ』、夜な夜な淫靡な夢にうなされる男を題材にした『夢魔の感触』、太股に蛇の入れ墨を入れた女子教師に見入られた少年を描く『蛇』など計4作品を収録。昭和・平成を代表する絵師・池上遼一のマジカルワールドを存分に堪能しましょう。

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『クリスタル・アイ』より

■『陰獣トリステサ 池上遼一幻想作品集』
著者:池上遼一
販売価格:600円(税込 ※電子書店によって異なる場合があります)
配信日:2019年3月29日(金)
出版社:文藝春秋

池上遼一(いけがみ・りょういち)
1944年生まれ。1961年、貸本漫画『魔剣小太刀』でデビュー。水木しげるのアシスタントを経て、本格的に活動開始。圧倒的な画力で描く劇画漫画の第一人者として、長年にわたり活躍する。代表作に『男組』(原作・雁屋哲)、『サンクチュアリ』『BEGIN』(共に原作・史村翔)、『クライングフリーマン』(原作・小池一夫)など多数。『HEAT―灼熱―』(原作・武論尊)で小学館漫画賞を受賞。

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