「借金をなし崩しにする」はどんな意味? 6割が誤認する「なし崩し」の正しい使い方

「借金をなし崩しにする」はどんな意味? 6割が誤認する「なし崩し」の正しい使い方

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普段何気なく目にして、何気なく使っている言葉。しかし意外と使い方を間違えていたりすることがあるかも。この記事では、間違えがちな言葉の使い方を解説していきます。

・なし崩し

「借りていたお金を“なし崩し”にする」と言われると、「なかったことにする」と捉える人も少なくありません。平成29年度の「国語に関する世論調査」でも、65.6%が「なかったことにすること」と認識していました。

しかし「大辞林 第三版」には、「なし崩し」は本来「借りた金を少しずつ返済していくこと」「物事を少しずつ片付けていくこと」と記載されています。「国語に関する世論調査」でも、正解の「少しずつ返していく」と回答できたのは19.5%。多くの人が誤認していることが判明しています。

本来「なし崩し」は「少しずつ」という意味で、「お金をなし崩しに返済する」「なし崩しに仕事を進める」が正しい使い方。発言する人と受け取る人が違う意味で使っている場合でも、違和感なく話が進んでしまうこともあります。誰かに「“なし崩し”にしてほしい」と言われた時は、どのように解釈しているか注意が必要ですね。

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