多くの人が“誤用”と指摘する「全然+肯定形」、本当は間違いじゃなかった!?

多くの人が“誤用”と指摘する「全然+肯定形」、本当は間違いじゃなかった!?

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普段何気なく目にして、何気なく使っている言葉。しかし意外と使い方を間違えていたりすることがあるかも。この記事では、間違えがちな言葉の使い方を解説していきます。

・全然+肯定形

学校などでは、「全然の後には否定的な表現を続けなさい」と習った人が多いのではないでしょうか。

正しいとされている表現の例文としては、
「全然美味しくない」
「全然寝ることができません」
「周りがうるさくて全然読めない」
といったものが挙げられます。

そのため「全然OK」といった「全然+肯定形」の文章は、「誤用」と指摘されてしまうことも。しかしこれには諸説あり、文豪・夏目漱石の作品にも「全然+肯定形」の表現が使われています。

「NHK放送文化研究所」公式サイトに掲載されているコラムによると、「全然+否定形」でなければならないと言われ始めたのは戦後のこと。さらに「なぜ,戦後になってそのような『神話・伝承』が生まれたのか(生まれざるを得なかったのか),ということを突き詰めてみる必要があろう」とも問題を提起していました。

とはいえそういった“神話・伝承”がある以上、正式な文章では避けたいところ。ただし日常会話で使うぶんには、“全然OK”なのかもしれません。

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