キュレーションメディアとバーティカルメディア、バイラルメディアってどう違うの?

キュレーションメディアとバーティカルメディア、バイラルメディアってどう違うの?

ネット上に存在する無数のメディアの中から、日々様々な情報を得ることが可能になった昨今。メディアにもいくつかの種類があることを知る人はあまり多くないだろう。そこで今回は、主に使われる3つのメディアの違いについて解説していこう。

■キュレーションメディア
ブログやSNSの急激な普及により、ネット上には日々膨大な数の情報が溢れるようになった。それと比例し、ユーザーにとって良質なコンテンツを選択する重要性も高まり続けている。そんな中、“キュレーションメディア”と呼ばれる、すでにネット上に点在している情報を様々なテーマや切り口に沿って収集し再編集するメディアが出現。代表的なメディアとして「Gunosy」や「Smartnews」などが挙げられる。

キュレーションメディアの目的は掲載した記事が拡散されることではなく、メディア自体の人気を高めること。幅広いジャンルから様々なテーマのコンテンツを扱うことで、メディアへのアクセス数やPV数を増やすことに注力するメディアがほとんど。しかし似たようなメディアが乱立する問題も発生し、それぞれのサイトの特色を出すことは難しいのが現状だ。

■バイラルメディア
とにかく“バズる”ことが重要になる“バイラルメディア”は、ユーザーが面白いと感じた記事を拡散することでアクセス数を伸ばすコンテンツを扱うメディア。これまでネット上におけるマーケティング活動にはSEO対策が重要視されてきたが、バイラルメディアではSNS利用者をターゲットに、自然に情報が拡散されることを目的としている。なかでも月間3,000万PVを達成するメディア「TABI LABO」は、バイラルメディアの中で最も有名なサイトの1つだろう。

しかしキュレーションメディア同様、似たようなサイトが乱立気味で、一説ではすでにいくつかのサイトが淘汰される現象が起こっているとも…。またユーザーに拡散されるコンテンツはどれも似たり寄ったりと、限られた媒体に評価が集中する傾向にあるため、コンテンツの盗作などが行われることもしばしば。

■バーティカルメディア
“バーティカルメディア”は特定の分野における専門的な情報の提供に特化している。量よりも質を重要視して、広く浅い情報ではなく狭く深い専門的知識を提供するメディア。情報検索の歴史を辿っても、検索からキュレーションメディア、キュレーションメディアからバーティカルメディアへと流れており、今ユーザーの間で最も注目度の高いメディアといえる。有名なサイトにはレシピ検索の「クックパッド」や、サッカー関連のニュースを扱う「Goal.com」が挙げられるだろう。

またバーティカルメディアはターゲットとなるユーザー層を限定することで、自ずと広告の対象も絞られ効果的なマーケティングが可能になる。しかし特定のカテゴリーに特化する一方で、ユーザーの満足度に応えることが大前提であり、そのためには精度の高いコンテンツの作成が必要不可欠だ。

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