思わぬ落とし穴にはまってしまう前に! 知っておきたいオウンドメディアのメリットとデメリット

思わぬ落とし穴にはまってしまう前に! 知っておきたいオウンドメディアのメリットとデメリット

 TwitterやFacebook、Instagramといった多種多様なSNSが普及したことで、集客や収益を増やすことを目的にSNSを活用する企業は多い。中でも“オウンドメディア”と呼ばれる自社メディアを運営することで、自社サービスの情報発信や自社ブランドのイメージアップを図ることができると、多くの企業が続々とオウンドメディアを始めている。

 効果的に運営すれば大きな利益をもたらすオウンドメディアだが、一歩でも運営方法を間違うと企業自体の信頼を失いかねない思わぬ落とし穴にはまることも…。そこで今回は始める前に知っておきたい、オウンドメディアを運営するメリットとデメリットを紹介しよう。

 オウンドメディアを始めるだけで簡単に集客が可能になった今の時代、“情報の拡散能力”を持つオウンドメディアを運営することが何よりも重要。定期的に情報の発信やコンテンツ量を増加させることで、SNS上におけるユーザー同士による情報の拡散も期待できる。特に質の高い情報を日々発信することで、興味や関心を持ってサイトを訪問してきた見込み顧客を新規顧客として獲得し、将来的に継続した収益を上げることも夢ではない。

 そして何と言っても、オウンドメディア最大のメリットは“広告に依存したWebマーケティングからの脱却”だろう。実際マス広告やバナー広告は、費用をかけるほどサイトの認知度は上がり、自社メディアへの集客にも期待が持てる。しかし下手をすると、広告に費やす費用がかさむことで収益が下がり、結果的に企業の成長が鈍ってしまうという悪循環に陥ることも…。

 その点オウンドメディアを効果的に運用することで、広告からの一時的な集客ではなく検索エンジンからの自然な集客が望め、持続的な戦略が可能になり広告費用の削減も可能に。また、継続してサイトを訪問するユーザーとの信頼関係を深め、サイトが提供する商品やサービスのファン育成にも役立つ。メリットだらけのオウンドメディアだが、意外にも落とし穴は存在する。

 不確定な情報を記載した記事の掲載などで、サイトの閉鎖にまで追い込まれた“WELQ騒動”は記憶に新しいだろう。この騒動からも分かるように、“炎上”はオウンドメディアを持つ大きなデメリットの1つ。話題に上るコンテンツや記事の作成は、集客を大きく伸ばす戦略として使われることもあるが、逆に炎上騒動にまで発展してしまうと企業自体の信頼を落とすことにもなりかねない。

 またオウンドメディアの運営は長期的な施策であるため、“即効性に欠ける”というデメリットも挙げられる。目に見える結果が出るまで質の高い情報を継続して更新する必要があり、最低でも3カ月から1年程度は様子を見たほうがいいそう。また読み応えのある記事100本を1度に公開すればアクセス数が急増する、という裏ワザが通用するわけでもなく、地道に運営を続けることが何よりも大事だといえる。

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